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枝(THE BACK HORN)

記事のベースを作ってはおきながらも公開していなかったものを見つけたので公開です。
今はほとんどできていない歌詞妄想記事。またこういった妄想をしなければということで、以下どうぞ。
『枝』
作詞:松田晋二
作曲:THE BACK HORN


歌詞の序盤は、人間のとある一面を持ちだすことにより“僕たち”がどんな者であるかを歌っています。面白いもので、涙を流す面を挙げれば“弱い”と言え、言葉を話す面を挙げれば“強い”とも言える。それが“僕たち”人間なのです。いつかは離れてしまうという悲しさを抱いて弱さを見せながらも、気持ちを伝えることでそれを分かち合い、強く生きていこうという前向きな姿勢が感じられます。単純なことですが、それが“生きる”ことなのだと感じますね。

人生はきっと桜の枝のように
いくつにも別れ また繋がってく


そして人生は人それぞれで分かれていくのです。
ただの枝ではなく桜の枝なのは、それを切ってはいけないもの…つまりは人生を途中で途切れさせてはいけないということを強調しているように感じられます。それが他人のものであるにしろ自分のものであるにしろ、決して桜の枝という人生を意図的に終わらせてはならないということですね。

ですが、最終的に、枝の先まで辿るとそれはいつかは途絶えてしまいます。
ここの歌詞でいう“繋がる”は、枝同士の繋がり…つまり人と人とが人生で交わることとは違い、その枝の先の末路といった感じでしょう。いろんな人生を歩みながらも、“生”を終えた人の行き着く先は同じところだということですね。

そういった人生を繰り返した末の唯一のサビ。ここまでの切なさから一転した心の底からの叫びが超素敵な部分です。
人生には人によって様々な過程がありますが、行き着く先は同じ。それは先に述べられていたことで、そんな人生に何の意味があるのかといった自嘲的思いが感じられます。
でも……

僕たちは笑う 生きてる悲しみを
拭い去るように 祝福するように


笑うことも、“僕たち”という人間の大きな特徴。悲しい結末が待っているのであれば、僕たちは今どうして生きているのだろう。どうして生まれてきたのだろう。そう思ってしまうことは私も何度だってあります。100回くらいあります(´・ω・`)
でも、心の底から笑えばそういったネガティブな考えは吹っ飛びます。生きている素晴らしさを実感できます。

“生きてる者にできること 死ぬまで笑って生きること”
これは(私の中で)有名な言葉です。
生きていることはそれだけでも素晴らしいことなんだ。
また、笑うことはとても素敵なものなんだ。
そういったことを思い出させてくれます。
この『枝』からもこの言葉に似た考えが感じられます。
実際はもう少し絶望的な意図が込められているかもしれませんが、それと同時に生きる希望も物凄く感じられます。
結局は受け取る側の意識次第。それは歌詞妄想ももちろんのこと、人生だってそうなのだと感じられます。
笑顔で生きようと思えば、きっと素敵な人生が待っています。
私もなるべく笑顔で、生きてる喜びを実感して生きていきたいなーと思いました(`・ω・´)

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プロフィール

本隆侍一粋

Author:本隆侍一粋
ごく一部の邦楽や、サッカー、アニメ好きな人間(25)です。
音楽は主にアニソンを聴くほか、THE BACK HORN、レミオロメン、SunSet Swishが好きです(*^ω^*)
ただ音楽の知識は皆無!(`・ω・´)

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